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「つか、こんなのいいから早く家に帰してくんない？」
「アホ。また話を振出に戻すきかっ！」
元関西猫ことﾕｰｻﾞお馴染のﾊﾘｾﾝを取り出し…
ﾊﾞｼｯｰﾝ!!
「痛ってぇ!!」
叩かれた…
「そうそう、兄貴の言う通り」
何故だろう王子はお兄さんに忠実だ(笑)
「…よし」
叩かれるのが嫌なので諦めがかった決意をした。
「で、世話係って何するわけ？」
「主にオレの身の回りの世話とかだなぁ…たとえば、飲み物もってこーいとか言ったらもってくるみたいな」
目眩がするほどの眩しい笑顔でﾕｰｻﾞは言う。
「つまり、パシリやで(笑)」
言われたくなかった事をｻﾗﾘと……改めて実感した。やっぱりこの人は、王子の兄貴だと。
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