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その頃、麗華は……
「麗華ちゃん!大丈夫?」
麗華は車の中で顔をタオルで覆っていた。
「大丈夫です…ちょっと一人にして下さい」
と言ってマネージャーを車から降ろした。
「……麗華ちゃん」
「しっかし……篠崎麗華知らない高校生っているんですねぇ……天然記念物モンですよ…」
「ホントに……大丈夫かしら……」
マネージャーが心配そうにため息をついた。
車の中で麗華は混乱していた。
「なに……あの人……あんな事初めて言われた……」
麗華はナツの事で頭一杯になっていた。
『お前、誰?』
「あぁ……なんなの」
完全にパニクっていた。
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