開始

2/3
前へ
/15ページ
次へ
あっという間にその日は来た。 プティは相変わらずやる気満々だ。 さっきの開会式のようなもので剣と銃、それと魔物がいると反応するというレーダーをもらった。 ピロネーアがそのレーダーを持ち、1番強いプティが何故か銃をもち、シャボランドリーが剣を持つことになった。 シャボランドリーは密かに思った。 (この剣カッコイイなぁ。早く斬りてぇ。あっ、そうだ名前をつけなきゃな。名前は…イェップ・カルストにしよう。なんか神っぽい名前でいい感じだ) 参加者は300人にものぼった。 魔物を倒す度にレーダーにポイントが加算されていき、最もポイントが多かったチームが優勝となる。 もちろん強い魔物の方がポイントは高いが、かなりの危険も伴う。 開会式では死者が出るかもしれないとも言っていた。 そんな危険な大会だったが最年少チームのプティ達はどんどん突き進んで行った。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加