10人が本棚に入れています
本棚に追加
遼が着替えている間、私は香美にレジを教えていた。
香美『バーコードを読み取って、小計!金額を売って、現計ですね!』
よう『そうそう♪じゃ次お客さん来たら香美ちゃんやってみて。あ、ごめん、いきなり下の名前とか嫌だよね?』
香美『香美でいーです!私はようさんって呼んでいいですか?』
よう『いいよ。てかようでいい』
香美『じゃあ…よう、ね』
はにかんで、遠慮っぽく言う香美。
この子私をキュン死にさせる気かな。
つか私が好きになる子は、どーしてこうモテそうなんだろう。
客『すいません、赤マル下さい』
香美『赤マル、ですか』
よう『タバコの銘柄だよ。はい、バーコード読んで』
私はタバコを香美に手渡す。
香美『はい!』
危なっかしいけど、香美は物覚えが早い、すぐ慣れそうだ。
最初のコメントを投稿しよう!