ねぇ、神様

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ねぇ、神様

ある子供と神様の会話。 「ねぇ、神様。 神様にとっての一億年ってどのくらいなんですか?」 「っふ、子供よ。 君にとっての一億年は、私にとっては一分と同じだよ。」 「へぇ。 じゃあ、神様にとっての一億円ってどのくらいなんですか?」 「っふ、子供よ。 君にとっての一億円は、私にとって一円と同じだよ。」 そこですかさず子供が、言いました。 「神様!! 僕お小遣いが欲しいんだ! 一円だけでいいんです。 神様の一円を下さい。」 「いいとも。 おやすいご用さ。」 「本当?やったぁー。」 「ちょっと取ってくるから、一分ほど待ってなさい。」
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