缶蹴り

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†1-by総司† 「おい、総司!! いつまで遊んでいる!」 「はいっ! ……って、なぁんだ、土方さんかぁ」 いつものように子供たちに囲まれたまま、僕……沖田総司は返事をした。 「『なぁんだ』じゃないだろ!!」 「きゃー! こわーい!!」 怒鳴られるのはいつものことなので、実際のところ、全然怖くない。 「じゃあな、沖田はん。また明日な!」 でも、怖くないのは僕だけのようで、一緒に遊んでいた子供たちは向こうに駆けて行ってしまった。
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