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一体あの華奢な身体の何処に、自分より大きい男子を引きずる力があるのだろう…
優斗は智志の断末魔を聞きながら、軽く疑問に思った。
それから何事もなく一日は過ぎて行き、下校時刻になったので優斗は家に帰る支度を始めた。
「さ、帰りの会も済んだし帰ろうか智志」
「ぅぁーー」
「どうしたの、元気無いね?何かあったの?」
「知ってて聞いてんのか貴様ァぁああーーー!!?」
「…五月蝿いぞ、智志」
その翔の一言に智志は、つかみ掛かるような勢いで翔に迫った。
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