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「ちくしょー馬鹿にしやがって…」
智志は不機嫌そうに口にパンを運ぶ。
翔も売店で購入したパンを引き出しから取り出し、袋を破き食べ始める。
「まーたあんた達売店のパン?栄養偏るわよ…」
声の主は姫野 沙夜(ひめの さや)。
17歳になった彼女はまだあどけなさは残るが大人に近づいており、嫌みの感じさせない釣り目、美しく整った口と鼻。
まさに絵に書いたような美少女に成長していた。
当然教室に入って来るだけで生徒の視線が集まる。
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