プロローグ

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「だってそれ繰り返してれば今より筋肉が付いて、さらに勉強も出来るようになるんだよ?なんせ学年で一番頭の良い沙夜に勉強教えてもらったんだからね」 「む…言われてみれば中々無駄な時間でもなかった気が…」 「それにやっぱり智志は凄いよ。沙夜の拷問を受けきるなんて、智志は精神力も凄いんだね!」 「そ、そうか!?やっぱ俺って凄いよな!?」 「……単純な奴」 翔は優斗に褒められて嬉しそうな智志を見て、呆れ気味に呟いていた。 「にしても凄いよね、沙夜は。智志を指導します。って先生に言ったら、授業受けずに智志を指導出来るんだから」 「…ああ。姫野は既に学力が中学レベルに達しているから、多少授業を放棄しても先生達は許してくれるんだろう…」
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