30889人が本棚に入れています
本棚に追加
今、この通学路を歩いているのは自分達しかおらず、他には誰一人いない。
まるで自分達以外の生物が、存在していないのかような錯覚すら受ける。
「……言われて見ればかなり静かな気がしてきた…」
智志もようやく気付く。
「……皆、一つ聞いていいか?もし、この住宅街に熊が出たらどうする?」
凜の唐突な質問に一同は様々な反応をする。
「熊なんか出る訳ねーだろ」
「私もそう思う」
智志と沙夜は出現する可能性を否定。
最初のコメントを投稿しよう!