プロローグ

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「旧校舎の裏側だ」 「よし、行こう!」 すぐに駆け出そうとするが約1名駆け出さない者もいる。 無論、教室の隅っこで体育座りをして、ブツブツと何かを呟いている智志の事だが。 そんな智志を無視して二人は教室を出て行った。 「あ、あれかな」 旧校舎裏に到着してすぐに沙夜を見つけだすことが出来た。 いや、正確に言えば沙夜と名前の分からない男子生徒をだが。 「あれ誰か知ってる、翔?」 「………あ、あれは…!」
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