30889人が本棚に入れています
本棚に追加
「…朝っぱらから何を変態発言しているんだ?」
唐突に後ろから聞こえて来た声に、優斗と智志は振り向く。
そこには呆れた表情の同級生、桂木 翔(かつらぎ しょう)がいた。
「あ、翔。おはよう」
「うーっす。翔」
それぞれの挨拶を聞いた翔は、おもむろに智志の顔をまじまじと見つめ始めた。
「なんか俺の顔に付いてんのか?」
「…ゴミが沢山ついてる」
「マジで!?朝、顔洗ってなかったからかなぁ…」
「もうこれ以上にないってくらいゴミがついてる。…目とか鼻とか口とか…」
最初のコメントを投稿しよう!