30889人が本棚に入れています
本棚に追加
智志とティアの会話文4
「なぁ……グレスや村の連中が言ってたんだけどさ…、ティアは《予言》が出来るって本当?」
「………」
「《予言》ってあれだよな、未来で何が起きるかを当てる事だろ?本当に出来んの?」
「………」
ティアは相変わらず無言で、視線は手に持つ本に集中してる。
返事が無い事は予想済みであったが、やはり無視されるのは少し悲しかった。
何故、智志は無視され続けながらも、ここまでティアに話し掛けるのか。
理由は簡単で単純なもの。
それは…………ティアが可愛かったから。
最初のコメントを投稿しよう!