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ティアの容姿は整っており、まだあどけなさが残るが、どこか神秘的で気品を感じさせる顔のパーツ。
日本人にはいない容姿に智志は少しばかり、心が惹かれた。
智志でなくても、健全な男子ならティアに興味を持ち、お近づきになりたいなぁ、ぐらいなら考えるだろう。
まあ、これだけ話し掛けて無視をされ続けたら、普通は諦めるだろうが……
智志は諦めが悪かった。
最初に話し掛けた時、まるで自分の存在に気付いていかのように無視をされた時は、流石に腹が立った。
次に話し掛けた時も同じように無視。
智志はムキなった。
反応してもらえるまで話し掛け続けてやるぜ!
と、心の中で小さく誓った。
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