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俺の名は戦士、頭は悪いが力は強い男だ。
ある時俺は世界を支配しようとする魔王の噂を聞き付けた。
正義感の無駄に強い俺は魔王を倒そうとこの城に乗り込んだ…乗り込んだまでは良かったんだ、今でも思う何故力より頭を鍛えなかったんだろうか?
俺は魔王に捕まり拷問として強力な花粉を嗅がされ大変なことになった。
(言い忘れたが俺は花粉症だ、子供の頃から春は憂鬱だった。)
そのせいで何時も涙目だ…
そして今ではこの城で奴隷として働いている。
命まで取られなかったのは良かったが何故奴隷なんだ…しかも…しかも
「何故花の世話なんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「うるせぇぞ新入り、叫ぶ暇があったらパンジーでも植えてろ!!!」
………怒られた。
新ジャンル「勇者と魔王」外伝
―涙目野郎の奴隷生活―
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