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ドアを開けた少年は、静かに先生の横まで移動した。
「どうも、真宮 敦(あつし)です。よろしくお願いします」
そして、小さく一礼した。
敦の背は180近くあり、スタイルがよく、顔もよかった。
「ほら、春美、イケメンじゃない!」
最後列の、春美の横の席にいた楓が小声で言った。
春美はちらっと敦を見た。
「……そだね。いい友達になれそう」
「そうじゃなくて……もぅ、私に任せて!」
楓が何かを企んだ。
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