夢の中の君に

クリスマス

クリスマスの夜、街は明るく照らされている。

クリスマスツリーも、屋根も、みんな輝いている。

街はたくさんのカップルでいっぱいになっていた。

そんな中、一人で歩いている少女がいた。

少女は洋服屋の前で止まった。
「うわぁ、綺麗！こんな服着て彼氏と歩きたいなぁ……」

少女は洋服を見ながら、夢膨らます。
「ま、彼氏のいない私にとっちゃ、何年先になるやら……」

少女は一人、苦笑いした。