好きな人

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朝、学校に着くと、春美は夢のことを楓と美奈子に話した。 「私の記憶にも、今まで見てきた夢にもなかったことよ?ね、どう思う?」 「どう思うって……」 「夢は夢だから、何とも……」 二人は反応しきれない様子だ。 「私は、何かありそうな気がするんだけどな……続きが、知りたいな……」 春美は一人、心のどこかでワクワクしていた。
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