開花

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居間に着ぃてお母さんを見たら安心して泣きそうになった。 でも僕は我慢してそれまでのことを話す。 「おかあさぁん!!おばけがいたの!」 「何言ってるの?(笑)」 「だからおばけが…」 「はいはい☆」 (なんでしんじてくれないの?ほんとうにいたのに…) 「うそじゃなぃよ!ほんとうにいたの!!」 それから僕は興奮気味に説明した。 でもまだ小さかった僕はその出来事について説明できずに 《髪の毛が肩くらぃまであるお化け》 ということしかきちんと伝えられなかった。 もどかしくて自分にイライラしたのを覚えている。 お母さんは僕の話を聞いて少し考えてからこう言った。  
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