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「可愛い女の子だったね、もしかして転入生かも」
いや、可愛さなら悟も負けてないな。でも、可愛い女子だった。
「口の周りに付いてる」
俺は笑いながら悟に言った。
「あ、本当だ」
恥ずかしそうに悟は口を慌てて拭いた。
うん、可愛いよな。
バシッ
頭をおもいっきり叩かれた。すごく痛い。
「おはよーっ」
朝からテンションの高い声が後ろから聞こえた。
「美月ちゃん、おはよ」
悟はにこ、と笑みを浮かべ、後ろに居る奴に挨拶した。
「悟、危なかったね!隼人に襲われるところだったよ!」
なんか勘違いしてるな。俺は健全な男だ!男に手出すほど飢えてないぞ!
勘違いしてる奴は、櫻井 美月(さくらい みづき)
背は160㌢位で、ショートヘア。
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