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俺は凌の家に向かった。
ピーンポーン
[はい、お、颯斗!上がれよ!]
[おう]
[言ってみろ]
[え?]
[なんかあったんだろ?そんな面してよ、まぁ橋村の事だろうな]
凌は鋭い
[ああ、んかさぁ、いきなり引っ越すなんて言い出してよ]
[マジかよ!いつ!?]
[それが、いつ引っ越すかもどこ行くかもいわねぇで、引っ越すってただ一言言って出て行っちまったんだよ]
[なんでよ?わけわからん]
[なんか、俺とこれ以上いると帰れなくなるからとか泣いてた]
[そっか]
そう言うと凌は出かける用意をした。
[どこ行くの?]
[橋村ん家]
[は?]
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