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レイン
「ねぇ・・ベル」
ベリーベル
「なぁに?」
レイン
「あのカイムって使用人、私は信用できないわ。だって…」
ベリーベル
「亜人、だから?」
レイン
「…!?ベル、あなた、気づいていたの!?」
ベリーベル
「薄々は、ね」
レイン
「だったらなんで!?亜人が私たちを憎んでいることはあなただってよく知ってるはずでしょ!?いつ本性を現すかわからないのよ!?」
ベリーベル
「だからこそ、なの」
レイン
「え…?」
ベリーベル
「共存って言うのは簡単だわ。でも、言葉だけじゃ全ては伝わらない、だから…」
レイン
「だからあなたの態度で証明させるっていうの…!?そんなの無茶よ!」
ベリーベル
「そうかもしれない。…でも、これが私の考える最善の策だから。お父様の後を継ぐため…のっ!?」
(ベリーベル、レインに平手打ちをくらう)
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