~十五章~

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久しぶりに、聡也と帰る。茉莉華は、心が弾む気持ちだった。 茉莉『聡也!!』 聡也「よし!帰っかぁ!」 久しぶりで茉莉華は緊張していた。 茉莉『そ、聡也っ!』 聡也「ん?」 茉莉『久しぶりだから、ど、どっかで話さない?』 聡也「あ、いいよ!」 二人は近くの公園で話した。 茉莉『はぁ、色々あったね。』 聡也「うん。軽く疲れた~!」 茉莉『なんか、巻き込んじゃってごめんね。』 聡也「いやいや、俺が原因っぽいし!」 今は12月。 茉莉華の手は寒さで紅くなっていた。 茉莉『やっぱ、寒いね!!』 立ち上がろうとした時、聡也が手を握ってきた。 茉莉『そっ、聡也っ?』 聡也「手、冷たいじゃん……」 そう言って、茉莉華の手を擦っていた。 とても温かかった。 茉莉『……温かい…』 茉莉華は幸せに包まれた
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