第1話

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だけどこいつなら、信じていいのかな…。 美里の時みたいに。 薫「よろしく!」 私は笑顔で応えた。 「コラー!そこの2人!! もう入学式始まるぞ!!」 声の方を見ると先生らしき人が遠くに立っていた。 辺りにはもう生徒はいなくて、 私達だけ。 真「やっべ!とりあえず入学式行こ!」 真也は返事を待たずに私の腕を引っ張って、 全力で走り出した。 薫「ちょっと!真也!!」 私の声は届いてないのか、 全く無反応で走り続ける真也。
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