第1話

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お母さんは昔から、 友達に何か頼まれると断れないタイプだ。 そのとばっちりが今回は私の方に向いたもんだから、 この上ない迷惑。 母「荷物はもう送ったから拒否権は無しよ!」 その言葉に私は諦め、 顔を洗ってから、 着替える為に自分の部屋に戻った。 ってかサラっと流しちゃったけど、 寮生活なのね…。 一通り着替えてカツラを被りメガネを掛けて部屋を出ると、 お母さんは既に家を出ていた。
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