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人混みは全然散る様子も無く、
めんどくさくなって少し離れた所で待つ事にした。
「キミ、クラス表見ないの?」
突然肩を叩かれてびっくりして振り返ると、
爽やかという言葉がピッタリな男子が笑顔でそこにいた。
薫「人混み嫌いだから空くまで待ってる。」
真「そっかぁ。
俺、広瀬 真也ってんだ!
キミは?」
薫「御堂 薫。」
そこで少しの間ができた。
真「えっ?え!?
御堂 薫ってあの!?」
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