第1話

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人混みは全然散る様子も無く、 めんどくさくなって少し離れた所で待つ事にした。 「キミ、クラス表見ないの?」 突然肩を叩かれてびっくりして振り返ると、 爽やかという言葉がピッタリな男子が笑顔でそこにいた。 薫「人混み嫌いだから空くまで待ってる。」 真「そっかぁ。 俺、広瀬 真也ってんだ! キミは?」 薫「御堂 薫。」 そこで少しの間ができた。 真「えっ?え!? 御堂 薫ってあの!?」
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