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『───---。』
遥「総長!どーしたんすか?いきなり攻撃やめて…」
玲「亜夜さんの“空中二度蹴り”…かわされるの初めて見た…。」
遥「えっ?」
玲「だーかーらー。亜夜さんは負けを認めたんじゃねぇ?」
遥「はっ?なんで?イミ分かんねーんだけど!」
玲「遥夏は最近このチーム入ったばっかだからな…。亜夜さんの“空中二度蹴り”をかわした奴は今までいねぇんだよ。」
遥「だから負けを認めた…。」
玲「そーゆーことだ。」
哲『えっ?ホンマ!?俺の勝ちでえぇの??』
『………冗談じゃねー…。』
あたしの“空中二度蹴り”受けて,かすっただけかよ。
こいつどんな身体能力…。
『屈辱…っ。………。』
唇を噛み締めながら携帯を取り出す。
哲『いぇーい!おおきにっ!連絡するな♪』
『…しなくていい。(…ってかしないで。お願い。)』
哲『そんな事言わんといて!そや♪中学どこ?』
『………南…。』
哲『そーなんやぁ。俺北中やねん!』
だからなんだよ。
哲『ヒマやったら遊びに来てな♪』
行かねぇよ!
哲『ほなっ!気ぃつけて帰るんやで亜夜!!』
奴は乗ってきた原付きにまたがり,仲間であろう二人と去っていった。
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