天津(あまつ)に入った理由から決まり事まで

2/8
前へ
/29ページ
次へ
僕が初めて天津に行った時、何故だか親と離れるのが全然寂しくなかった。 たぶんそれは皆が優しかったからだと思う。 天津養護学校は身体障害者が来る所ではないのです。 ここは、ぜんそく、肥満、偏食を治しに来る場所で、僕はぜんそくを治す為に行っていました。 ここは集団生活をして、決められた時間に決められた事をするという所でした。 男女とも寮生活をして、寝る時間も食事の時間もおやつの時間も全て一緒でした。 最初はめんどくさいなぁと思っていたものの、次第に食事の時間が楽しみになっていました。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加