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会場に着くとそこには新入生とその家族でいっぱいだった
ゼノンも2人と別れ席につく
「なんかここまで人がいる場所は初めてだなー」
ゼノンはキョロキョロして呟く
そうしてしばらくするとスピーカーから声が聞こえてきた
『新入生のみなさんこんにちは、今から入学式を始めます』
すると舞台の脇からローブを着た年配の男性が出てきて話しだす
「新入生の諸君、ようこそ我が学園へ参られた
儂はこの学園で学園長をしておるｶﾞｲｸｽ･ﾊﾞﾚｽﾄじゃ」
ガイクスは威厳のある声で髭を長く伸ばした風貌をしている
「それでは先生方の紹介にしようかの
まず１-Aを担当する…………」
そう言ってガイクスは各クラスの先生の紹介を始めた
名前を呼ばれた先生は立ち上がり一礼して座る
それが10回ほど続いた
紹介が終わった後、注意事項やその他諸々の話し入る
「ヒマだー…」
ゼノンはあまりガイクスの話しを聞いていなかった
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