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「本当に悪い人は魔物と同じで光を嫌うし、弱かったらここまで来れない、けど君は来れた!」
だから君は信じられるんだ、と笑みを絶やさずに言うケビンに少年の表情がほんの少し和らぐ。
「!!今、笑った!?」
「俺が笑う訳ないだろう」
「んーんっ絶対笑った!」
自分の表情の変化を少年は否定するが、ケビンは聞く耳持たずという様にただニコニコとしている。
そんなケビンを見て少年は大袈裟にため息を吐くとスッと立ち上がる。
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