-漆黒の創造者*紅の狼-

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ケビンが正体不明の少年と出会って2年が経っていた。 少年は『またな』と確かに言ったにも関わらず、あれから1度もケビンの前に現われていない。 それどころか広場に訪れた形跡すら無く、あれは夢幻ではなかったのかとケビンが思う程だ。 そう思えば思う程少年の存在が無かった事になりそうでケビンの足は自然と広場から遠のいていった。 そしていつの間にか少年の事を思い出さない様にしていた。  
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