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12月、
街はクリスマスシーズンに近づき、人々が賑い、輝く照明が街中の賑わいを更に煌めかせた。
「くそーありきたりな夢ばっかりーつまんねー」
そんな街の、一際高いビルの上に立っているそれは、
全身を黒に纏い、身長は180ほどだろうか、背中には羽が2つ、しかし人の形を成している。
眼光は黄金に光り、それは、煌めく街を見下ろしながら通り行く人々を品定めしていた。
そう、大きな…巧そうな夢を探しているのだ。
彼は夢喰い、夢を喰い糧にしている悪魔。
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