あの頃の君は 02

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あの頃の君は 02

07:05 俺のケイタイが鳴った 「ゴメン!今から家出るね‥」 寝坊しやがった(゜∇゜) (笑) 俺はそんな事は予測していたからなんとも思わなかった 2人で出掛ける それだけで嬉しくて 優しくなれたんだと思う それなのに‥ 《5分後彼女は息をきらしながら階段を駆け下りて来た》 (笑) 「ゴメンね!お待たせ!」 《なぜか可笑しくて2人とも笑っている》 そもそもさっき起きたばかりなのに5分足らずで今俺の目の前に居る そんな行動が俺のハートを優しく包み自然と笑顔になる 「早かったね!」 (笑) 「電車の時間に遅れちゃうから慌てたよ!」 「そか」 (笑) 俺たちは地下鉄に乗って目的地に行く乗り換え駅へ向かった 君は顔を洗わず化粧もしないで着の身着のまま飛び出して来てくれたんだね あの時の君は俺を喜ばす天才だったね 友達のバーバリーのパーカーを我が物の様に着こなしフードをかぶってあどけない表情しちゃって 超かわいかったんだよ‥
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