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*伊吹side*
「か……な……?」
「え?」
華恋は真央を見ると震えた声で小さく呟いた。
かな?
誰だ、それ…。
華恋は真央を見たまま固まっている。
この状態からも『かな』という奴が華恋にとって良い存在で無い事が分かる。
ガタンッ!
華恋はその場に座り込んでしまった。
俺は何があったのか分からず華恋に駆け寄る。
「どうした?華恋?」
「あ、……。」
「え?」
「ごめ……なさい……私、は……」
、
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