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ある日、お兄ちゃんに辞書を返そうと思ってお兄ちゃんの部屋をノックした。
ところが中から返事はない。
悪いけど入ろうと思い、ドアをあけた。
真っ暗でビックリしてすぐに電気をつけた。
お兄ちゃんはベッドで寝ていた・・・
「あ、ねてた?ごめんね」
すぐに部屋を出ようとしたら止められた。
「話があるんだ。聞いてくれないか?」
ビックリして振り返るとお兄ちゃんが真剣な顔をしていた。
テスト勉強したかったが、今聞かないと後から後悔するだろうと思い聞くことにした。
「俺たちは・・・勇輝(弟)たちと・・・」
できたらこの時耳をふさぎたかった。
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