♦壊れた私♦

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「じゃあ、ほんとのこと話すわ。ゆうととみかは… お父さんの連れ子よ。」 「え?どういうこと?意味わかんない…」 「ゆうとが2才でみかが生まれたばかりの頃かしら?私とお父さんが結婚したのよ。2人とも小さいから覚えていないでしょう?」 「覚えていたらこんなことになってねーよ。」 「待った。…じゃあお父さんとは血がつながってんの?ママとは?」 「そうよ。勇輝たちは私が生んだけど。」 「なんで…なんでかくしてたの?」 いつのまにか泣いていた。悔しかった。 「…ごめんね。」 「なんで言ってくれなかったの?」 「ほんとだよ。みか、こっちこい。」 私はお兄ちゃんのところに行った。 抱き締めてくれた。 「お兄ちゃん…」 二人でいっぱい泣いた これでもかってぐらい泣いた 「じゃあ、母さん行くわね。」 気まずそうにお母さんは言った。
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