龍な序章

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服を脱いだ大雅は風呂場で 「寒いな~」 と、ぼやいてみた。すると龍がまるで大雅の体を温めるように「クゥン」と言いながら頬を擦り寄せてきた。 「ははっ、くすぐったいよ」 そんなやり取りをしながら、シャワーで龍の体を洗い流した。横たわっていた時より綺麗になった気がする。 大雅は自分の体も洗い流して龍と一緒に風呂に浸かった。 「ハァ~、気持ちぃぃ~」 「クゥ~~~~~~」 とか言いながら一時間ぐらい風呂に浸かっていた。
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