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「ハァ…ハァ…、やっと家についた…」
大雅は家に向かっている途中早くしないと龍が死んでしまうのでは?ということに気付き、今まで生きてきた中で最も速く走ったんじゃないかと思うほど速く走ってきたのだ。
大雅は龍を抱えながら玄関のドアを開け部屋の明かりをつけた。
「待ってろ、今ストーブつけるからな」
大雅は龍に言いながらストーブに点火した。
ボッ、と音をたてストーブに火が灯った。
次第に部屋が暖まっていく。
「大丈夫か、…死んでないよな?」
大雅はが聞くと「平気だよ」と言うように、
「クウゥゥゥン」
と返してくれた。
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