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龍は胸を叩きながらジタバタもがいてる。
「…ったく、急いで食うから…ほら、飲め」
大雅は自分の飲んでいたココアをもがいてる龍に飲ませた。
するとグビグビと凄い勢いでココアを飲み干してしまった。
「あーあ、俺の分まで飲みやがって」
大雅の大好きなココアを飲み干された悲しみとは逆に落ち着いて幸せそうな笑み浮かべている龍。
大雅はいつか仕返ししてやろうと思ったが、その幸せそうな笑顔を見てみるとそんな事も忘れてしまうのだ。
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