転校生

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凜音視点 嗚呼 煩いな… 凜音『…白雪凜音…ついでに男…よろしく…』 軽くお辞儀をすると 頬にかかる黒髪 鳴海『席は蜜柑ちゃんの横ね?バイバーイvV』 バタンッ 凜音はため息をつくと足早に席についた 誰かが喋りかけてくる前に 机に顔を隠す 『なあなあ…!うちは佐倉蜜柑!ついでに無効果のアリスやで!よろしゅう』 さほど長くない 茶髪を二つ結びにした明るそうで 極一般的な少女 佐倉蜜柑 いや… 『あの人』の子供 凜音『…よろしく…』 女子『凜音君!アリスはなに!?』 女子『肌超白い!綺麗だね//』 その時 『まちなさーい!』 そこには 黒髪のパーマがかかった髪の女の子がいた パーマ『凜音様にはファンクラブができましたわ!だから気安く喋ることは許されないわよ!』 すると女子達はサッと退いていく スミレ『あたしは正田スミレといいます//よろしくお願いします//凜音様』 凜音は少しだけ 前を向いた 凜音『……よろしく』 女子『じゃあ1つだけ!アリスはなに?!』 ドクン 煩い女子達 嗚呼…だから来たくなかった 凜音『…秘密』 人差し指を女子の唇に当てる 女子『あぅ~////』 凜音ははぁ…とため息をつく スミレ『では星階級は?』 凜音『…スペシャル』 その言葉に驚く全員 凜音はうざったそうに視線を向けた 朱い瞳をした少年に さっきから殺気プンプンしてる… やっぱり… 仲間なんていらない… うざいし…興味ない… 凜音は 肩までの黒髪を 黒いゴムで結んだ ミニドクロがついた パンク系のお洒落なゴムだ 凜音『…僕…サボるから…』 凜音はヒョイッと机を飛び越えると 教室を出た 棗・流架・蜜柑・蛍がそれを追う
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