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皆さん初めまして。
僕の名前は響彼方(ひびきかなた)。
いきなりですが……
これはいったいどういうことだ?
部屋の窓は閉まっているのに吹き荒れる風。
不気味に光る魔法陣。
そしてなにより、なぜに僕の目の前に美少女が?
「どうもよろしくなのですよ!」
「喋るんだ!?」
「そりゃ喋りますよ! 失敬な! 呼び出しておいてそれはないのですよ……」
美少女はしょんぼり顔でふてくされる。
はぁ。なぜこんな事になったんだろうか?
いや、まあ心当たりはあるんだけど……。
とりあえず僕は今日の行動を走馬燈のように思い出し始めていた。
別に死ぬ訳じゃないのだけど。
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