初めての挫折

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1983(昭和58)年12月。 年の瀬の忙しい時期、片田舎のとある町で私は産まれた。 父親は公務員、母親は専業主婦というごく普通の家庭。 地元の公立の小・中学校を卒業し、推薦入試で県立の高校へ進学した。 成績は昔から悪くもなければ、だからといって飛び抜けていいわけではなかった。 しかし、中学に入り今でも尊敬する素晴らしい先生に出会い、英語を学ぶ楽しさに魅せられ、将来は英語教師になりたいという夢を持っていった。 この時はまだ将来への希望を1ミリも疑うこともなく…。 .
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