初めての挫折

7/9
前へ
/135ページ
次へ
それでも私はまだ迷っていた。 浪人は世間からあまり良い目では見られない。 その上、周りの皆に1年遅れを取ることになる。 でも最終的に決断させてくれたのは、担任の『人生80年として、その中の1年だと思ったらいい。』という言葉だった。 確かにそう考えれば、同じ1年でも"たったの1年"という風に前向きに考えることができた。 そしてもう1度挑戦することを決めた。 そうと決めたら予備校探し。 私が住んでいる県には1つしか予備校がなかったため、隣の県で探すことにした。 .
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!

124人が本棚に入れています
本棚に追加