麻雀思考論 攻撃編

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麻雀では最終的に得点の多い人が勝ちになります。 そして得点を稼ぐ近道はというと和了る事です、その和了るための牌の取捨選択を学んでいきたいと思います。       『和了れない役満より、和了れる平和』 麻雀は打点が大きければ大きいほど優位を得ることが出来ますが、そんな大きな手を毎局和了れるわけではありません。なにせ、四人で打っているのですから。 最高の形を目指すのは良いことですが、現実を見つめ妥協することも必要です。 塵も積もればなんとやらで、一撃必殺を目指すより、地道に勝ちを目指す方が確実です。 かといって、親でもないのに小和了りで場を流すのはあまり感心出来ませんので最高形を見つめながら、和了れる妥協点を見つけましょう。       『三軍、発すべからず』 今緑紅という人の麻雀十則にある言葉です。 三軍というのは三元牌の事です。 たまに最初からバシバシと役牌を切って行く人を見かけますがあまり感心出来ません。 確かに役牌は刻子にしないと効力を発しないため、使いづらい側面がありますが、一枚引き、対子にすることでポンも可能になります。 役牌をポンするだけで役になりますから和了もぐっと楽になります。 さらに終盤では、比較的安全牌になることもあります(といっても、終盤で初牌の字牌は切りづらいですが…) ですから、自分の役牌は暫く様子を見てるようにして、手の内に残すようにしてみましょう。 安全策として聴牌までは字牌を一枚は手の内に置いておく人もよくいますしね。      
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