麻雀思考論 攻撃編

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『取捨選択』 場の状況や、狙う役がある時はこの限りではありませんが、私の場合、牌の取捨選択をする際の目安を記しておきます。   客風牌<四間以上あいたヤオ九牌<浮いた牌<辺張<3枚ある場合の役牌<456牌<対子<嵌張<役牌<両面<多面   と、いった具合です。 まず自分の役にもならない客風牌はとっておいてもしょうがないので切ります。 離れたヤオ九牌は持っていても有効牌を引いた時に辺張か嵌張になり、なかなか使いづらいです、さらにヤオ九牌を抱えていると断ヤオの目も薄くなります。 辺張では有効牌を引いても、嵌張になるか、よくてヤオ九含みの一面子になるので微妙に使い勝手が悪いです。 役牌は重要ですが、抱えすぎると、最終的な危険牌になったり、手を遅くする原因にもなりかねますので、この辺りで取捨選択します。 456の牌は有効牌を引き入れると悪くても嵌張、良くて両面になり、断ヤオの可能性もぐっと増えるのでこの辺まではのこしておきます。 対子は、鳴いて対々、鳴かずに七対、中張牌であれば断ヤオ、暗刻にできれば符もそれなりに付き、三暗刻、四暗刻の目、順子と合わせれば多面張になる使い勝手の良い牌なのでここまでは引っ張ります。 嵌張は有効牌を引き入れれば、一面子、両面の受け直し、両嵌に受け直せるので有効牌は多いため手を進める上で有用です。 役牌の重要性は先程説明した通り。 両面、多面はいわずもがな、と言ったところですね。 牌の取捨選択の目安になれば幸いです。
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