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デジタル麻雀は初心者から上級者まで広く受け入れられますが、オカルト麻雀というのには向き不向きがあると思います。
オカルト麻雀に向く人というのは「自分の直感・判断を信じられる人」であり、「直感や判断を得られる経験を積んだ人」だと私は思います。
人間というのは基本的に保証を欲しがる生物ですから、根拠もなにもない
「この嵌張はツモれる」
「これは筋が切れてるけど嫌な予感がする」
といった直感を信じられるような心の強い人ならば出来ると思います。
たいていの人は
「嵌張待ち4枚より両面待ち8枚の方が確率が高い」
「筋が切れているからこの牌は通るハズ」
といったデジタル的な考え方のほうが安心出来るはずです。
これはつまり、ほとんどの雀士達はデジタル論を基にして動いている、という風に考える事も出来るのではないかと思います。
最初から最後まで一貫して牌効率のみを追及する完全デジタル論者はそんなにいないと思います。
それは人間だから、人間は欲を抱き、葛藤する生物であるが故、牌効率を無視して、様々な思惑を働かせることがあるからです。
つまるところ、結局ある程度はデジタル論とオカルト論を混用しているものと思います。
この作品ではその点を踏まえたうえ、デジタルを基本とし、オカルトを織り交ぜながらの打ち方について述べたいと思います。
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