麻雀思考総論

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『基本姿勢』 麻雀の基本的な姿勢は攻めです、麻雀は和了らなければ勝つことが出来ないゲームですから、開幕時の基本姿勢は「攻め」になります。 どんな事情であれ開幕時から降りることはまずありません。 いかに配牌が悪かろうと、人は期待半分に手を進めるものです。   ではその「攻め」が「守り」に転じるタイミングとは?   おおざっぱに言うなら「他家の聴牌気配」ですね。   ・リーチがかかる  リーチは聴牌宣言ですから、勝負の分岐点になります。   ・他家の鳴き  鳴いた事により少なくとも一つ面子が完成している事が証明されている訳ですから、他家の様子を見ながら引くか押すか選択します。   ・他家のツッパリ  他家が聴牌気配濃厚にもかかわらず、また別の他家が降りる気配なくツッパっていっている状態です。   ・ツモ切り連打  ツモ切りを連打するということは、それだけ手が煮詰まっており聴牌、もしくは一向聴が伺えるでしょう。   ・ドラの手出し  字牌であれば話は別ですが、繋がる可能性の高い中張牌のドラならば、有効に手中で使うため、できれば繋がるまで取っておくのが普通です。そのドラが出てきたということは手の内はかなり出来上がっているか、聴牌していると見ていいでしょう。 ただ、ドラより飜数の多い役を目指しているのであれば序盤から切られることもあります、この場合もマークしておく必要があるでしょう。       大体こんなところが攻守切り替えの選択の機会です。   しかし、実際に攻守の切り替えを決定する際にはいくつかの要素があります。
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