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――家
「本当にグランプリとっちゃったわ;ゴメンネ柚稀。これから頑張ってね♪」
美栄子の顔は謝っているような顔ではなかった。
「芸能界ってトコ楽しそうだよね♪柚稀ワクワクだよ!」
柚稀はただ芸能界という場所に夢を抱いていた。
「明日は朝から仕事だから、今日は早く寝なさい」
美栄子が笑いかける。
「え?!!まま仕事始めたの?」
「違うよ;柚稀が明日から仕事するのよ♪」
「そうなんだ、楽しみだね」
「そうね、だからもう寝ましょうね」
美栄子は柚稀に布団をかけた。
「オヤスミ」柚稀は笑顔で言う。
美栄子はオヤスミなさいと返して部屋の電気を消した。
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