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「貴方様は私が探していた勇者様…」
純白のローブと黄金の髪を結え、正にこの世の天使みたいな少女は今まさに、僕に話しかけている。
「いや~。
こいつは勇者よりかバカ者だと思うぜ。
1日に1回はあんな事やそんな事を妄想してピーしてる奴だ。」
この鬼畜め!
マイクがサラサラと変な事を少女に話してやがる。
悪影響だから止めてあげて~
昔から分かってたが、何でコイツ何かと仲良くなったんだぁ!
「もう、止めて~。
これ以上話さないで~。」
俺の悲痛な叫びが木霊した。
「勇者様…貴方が世界を救うのです。
是非、私と共に魔王を滅しましょう。」
この少女はマイクの話しを全く聞いて無かったようだ…
良かった。
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