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「災厄の子はどなた何ですか?」
「そこは聞くところじゃないでしょ。」
傷を抉られるような感触がした。
僕のピュアハートは出血大サービスだよ。。。
「見送ってくれんなら良いじゃねぇか。
魔王倒して村の奴ら見返してやろうぜ。」
マイクはふんと鼻で笑った。
マイクのような図太い神経が羨ましい。
「そうだね。
ご馳走でも食べに行こう。」
俺はベッドから起き上がり、走ってマリーちゃんの手を取っ…
たと思ったらマイクの手を握ってそのままの勢いで家から出てしまった。
「お前に女の手を握らせねぇぞ。」
マイクはボソッと呟いた。
何処まで僕の恋路を邪魔すれば気が済むのか。。。
それよりも、状況やばいでしょ?
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